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友達とつるんでる場合じゃない。合説は、学生にとって唯一の「攻め」のターン。

投稿日:2017-03-01 更新日:

就活イベント

3月1日。

イベント会場にリクルートスーツ姿の学生が列をつくる。

新卒採用の広報活動解禁日となる本日、全国各地で大規模な就活イベントが開催された。

 

背筋をのばして着席する学生たちの姿を見ると、社会人何年目にもなる自分の背筋も、いくらかストレッチされるような心地がして気持ち良い。

 

だが、そんな合説の会場内でちらほら見かけるのが、友達と集団でワイワイと企業ブースをまわっている就活生だ。

 

個人的には超もったいないことをしていると感じる。

会場まで一緒に来たり、お昼時間に食事しながら情報交換するのはいい。

でも、ブースをまわるのは絶対に一人がお勧めだ。

その理由を書く。

 

自分が本当に興味のある企業をまわるべき

友達と興味が100%合致しているのなら、何もいわない。

でも、そうじゃないなら、自分一人で興味のある企業の話を聞きに行ったほうがいい。

 

当落を意識せず、色んな企業の話をカジュアルに聞けるチャンスは、この手の就活イベントだけだ。

企業の個別説明会のフェーズに入ってしまうとこうはいかない。一挙手一投足が企業からは評価されてしまう。リラックスして話を聞くのは難しくなるだろう。

 

それに、人気企業の個別説明会は予約をとるのも一苦労だ。ちょっとした待ち時間だけで話が聞ける合同企業説明会は貴重な機会となる。しかも初期の大規模イベントほど大手企業の参加は活発だ。

 

合説で聞いた話が、後で就活の軸となる

合説で聞いた話をしっかりインプットしておくと、後で同業界の別の企業の選考に進んだときに、頭の中で比較対象にできる。

登壇している先輩社員の立ち居振る舞いや人事担当の話しぶり、説明の分かり易さは、そのまま企業の社員の平均レベルと見ていい。

有名企業ゆえに、努力せずとも学生が着席してくれる現状に甘えて、プレゼン準備を怠っている企業も少なくない(正確に言えば、学生を惹きつけるプレゼンをできていない企業が結構ある)。

こういうところに意外と企業の体質がでる。

学生相手に魅力的なプレゼンのできない企業が、本番の仕事でクライアント相手に素晴らしいプレゼンができているとは考え難い。

 

また、大手企業の話を聞いた上で中小企業の話を聞けば、両社にどれくらいのギャップがあるかも推測できる。その逆もしかりだ。今の段階で、できるだけ多くのベースとなる情報を集めておいた方が、後で悩まなくていい。

 

合説は、攻守で言えば唯一「攻」の姿勢で学生が臨める機会

合説は企業にとって戦いの場。

人事スタッフたちは、他社よりも一人でも多く、優秀な学生に接触しなくてはならないと考えている。

つまり企業側が必死で余裕のない状況。

 

個別の説明会で、学生を待ちかまえて値踏みするのとは状況がまったく違う。

企業側に、大量に押し寄せる学生たち一人ひとりを、いちいちチェックしている余裕はない。

逆に就活生たちは、ノーマークでじっくりと各企業の担当者の様子を観察できる。

 

合同企業説明会は、学生たちにとって、色んな企業の「素行調査」ができる格好の観察の場でもあるのだ。

ナビサイト上では誠実な雰囲気を演出している企業でも、ブースにたむろする担当者たちが軒並み「ちゃらい」なんてことは、普通にあり得る。学生に対する呼び込みのやり方ひとつとっても、企業のカラーがにじみ出る。

中にはホストの勧誘かと思うような呼び込みをしている企業もあるほどだ。

 

一人のほうが、企業担当者に話しかけられたとき立ち回りやすい

会場内では、自社のブースに学生を呼び込むため、各企業の担当者が通路を歩く学生に声をかけている。

 

一人だったらその対処は楽だ。

興味があればマンツーで話をガッツリ聞き込めばいいし、興味がなければすいませんと断って立ち去ればいい。

でも友達と一緒だと、お互いのアイコンタクトが上手くいかずに、だらだら話を聞く羽目に陥ったり、なんとなく流されて着席させられてしまうことにもなりかねない。

興味のない企業の話を聞くのは時間のロスだ。

 

一人で身軽でいたほうが、パパッと空いているブースに着席して次々と企業の話を聞くことができる。

せっかく会場まで来たのだから、できる限りたくさんの企業の話を聞いて、生の情報を持ち帰った方がお得だ。

 

まとめ

就活イベントの活況は、3月いっぱい続く。

まだ始まったばかりで就活にあまり乗り気でない人も、「逆に企業を品定めできる場だ」と考え方を変えることで、少しはポジティブな気分で参加できるのではないだろうか。

「友達とだべりながら会場をうろつき」「大型ブースの超大手企業の講演だけを数社聞いて」「何となく就活した気分になって帰ってくる」といった、就活イベントの失敗パターンには、くれぐれもハマらないようにして欲しい。

 

就活は始まったばかり。みなさんが良い企業と出会えることをお祈りしています。よい就職活動を!

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